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築100年の古民家に溶け込むロビーチェア 「BEER CAFE CENTO ANNI」
60のあるトコロをご紹介
「BEER CAFE CENTO ANNI」(大阪府大阪市)
大阪メトロ谷町六丁目駅の7番出口から徒歩約3分。
大阪城を望むこのエリアは、大空襲の被害を免れた建物が多く残されており、歴史ある街並みを感じることができます。
そんな街の一角に、こだわりのイタリアンを楽しめる「BEER CAFE CENTO ANNI(ビアカフェ チェントアンニ)」があります。
オーナーは大阪市本町でのイタリア料理店勤務の後、本場イタリアでの2年間の修行を経て、2022年7月にお店をオープンされました。
オープンにあたり選んだのは、築100年の古民家。
大阪市の文化財としても指定されており、その佇まいは当時をそのまま切り取ったかのような雰囲気を残しています。
イタリア語で「100年」という意味を持つ「CENTO ANNI(チェントアンニ)」は、お店にぴったりな名前です。
入口には白壁に映えるきれいな色の暖簾(のれん)が。
「特別に一から染めて作ってもらったこだわりの暖簾です。」とお話いただいたのは、オーナーと約10年来のご友人のデザイナーさん。
そんなお店のシンボルをくぐると、早速コーヒーとお料理の良い香りがお出迎えをしてくれました。
1階部分はカウンター席とテーブル席に分かれており、吹き抜けの解放感と建物の持つ重厚感が落ち着いた時間を演出してくれます。
そしてカウンター脇の階段を進み、真っ先に目に飛び込んでくるのが、今回選ばれたロビーチェアとリビングテーブル小。
古民家らしい小さめの窓から差し込む柔らかい自然光と、梁や柱の古びた色合いが、モケットグリーンの味わい深い色味をより引き立ててくれています。
「ゆったりと座れ、優しい肌当たりのモケットグリーンはお子様にも人気です」とオーナー。
また、カリモク60を選んでよかった点は「お客様がカリモク60だとわかってもいやらしさがなく、自然と空間に溶け込んでいること」ともお話いただきました。経年変化する表情を楽しめるブラックチェリー材のテーブルもお店の雰囲気によく合っていました。
こだわりを随所に感じられるお店一番のメニューはチーズケーキだそう。
「チーズケーキを自家焙煎されているコーヒーと併せて是非味わってほしい」とおすすめいただきました。
最後に、オーナーはデザイナーさんと出会われた当時を振り返り、「冗談半分で『お店を開くときはお願いします』と言っていた約束が形になった」と話し笑い合うお二人からは、お互いへの信頼と優しいお人柄を感じました。
暖簾をくぐると時間が止まったように落ち着いた居心地の良い店内で、お料理と歴史、そこに関わる人たちの温もりを感じに足を運んでみてはいかがでしょうか。
BEER CAFE CENTO ANNI
〒542-0062 大阪府大阪市中央区上本町西1-3-28
営業時間:11:30~23:00 (ラストオーダー)
定休日:月曜日
tel:06-7661-4401
instagram:beercafecentoanni
map:https://goo.gl/maps/jcXzrQggkiv4PXUq6
〈取材〉スタッフ 黒田・森口
■リビングテーブル(小)チェリー
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