新たな張地で生まれ変わった Kチェア「サントリー樽ものがたり」

1962年に誕生し、多くの方から愛され続けているKチェア。
このKチェアには、唯一無二の味わい深い表情を持つコラボレーションモデルがあります。
「ウイスキーをもっと味わい深く愉しんでいただきたい」というサントリーの思いから、ウイスキーを熟成した樽を再生利用した取り組みのもと、誕生したモデルが「サントリー樽ものがたり」です。

張地は、今まで採用していたベスパダークブラウンの張地終了に伴い、新たにセラムブラックを採用しました。
丈夫な平織りで、織組織を密にして起毛加工しており、ポリエステル100％ながらウールのような柔らかな手触りが心地良いセラムブラック。
糸にする前の原料段階で色を練り込んでいることで、糸の染色工程を必要としないため、水の使用量やエネルギーの消費量、CO2の排出量が抑えられていることもこの張地の特徴です。色褪せが少なく環境に優しい張地となっています。

ウイスキー独特の芳ばしい風味を生み出しているのは「キング・オブ・フォレスト」と呼ばれるホワイトオーク。
アームには、熟成樽としての役目を終えた美しいホワイトオークを贅沢に使用し、ピュアオーク色で塗装しています。
ウイスキー樽であった証であるジョイントも樽ものがたりの魅力の一つ。
また、ウイスキーの染み跡や釘痕が現れることもあり、樽材ならではの風合いをお楽しみいただけます。