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25/05/15

味わい深いKチェア「サントリー樽ものがたり」

1962年より作り続けられてきたカリモク60を代表するKチェア。
その中でもひときわ味のある、サントリーとのコラボレートモデル「サントリー樽ものがたり」をご紹介します。

「樽ものがたり」とは、サントリーがウイスキーの熟成におよそ50~70年使用した樽を、家具や小物として再構築したサステナビリティな取り組みのひとつです。
1998年より始まったこのプロジェクトは、「ウイスキーをもっと味わい深く愉しんでいただきたい」というサントリーの思いから生まれました。

樽に使用されているのは「キング・オブ・フォレスト」と呼ばれるホワイトオーク。
原酒が漏れないよう板の狂いが最も少ない貴重な柾目取りを使用しているため、役割を終えてもなお、木材の内部は驚くほどしっかりとしており、オーク材としての価値を失うことはありません。

解体された樽の側板は頑強に湾曲しているので、蒸煮しまっすぐな材へと伸ばします。
そして十分乾燥させた後に表面を加工し、樽材として再生されます。
この曲げ伸ばし技術は1970年代から研究を行い、特許も取得しています。

樽材には長い熟成期間中にできたウイスキーの染み跡や、樽の外側を鉄の帯で固定するための釘跡が残っていることも珍しくありません。
こうした樽材ならではの唯一無二で、かつ味わい深い特徴を、家具としてうまく調和するように工夫しています。

生地は、ポリエステル100%のセラムブラックを使用。
丈夫な平織りで織組織を密にして起毛加工することにより、ポリエステルながらウールのような柔らかな肌触りです。
糸にする前の原料段階で色を練り込むことで、糸の染色工程を必要としないため、水の使用量やエネルギーの消費量、CO2の排出量が抑えられていることもこの張地の特徴。
色褪せが少なく環境に優しい張地となっています。

ウイスキーを長年育んでくれた樽に新たな命を吹き込む。
そんな味わい深いKチェアを、ぜひ店頭でご体感ください。

 

Kチェア サントリー樽ものがたり ※展示店舗限定モデル
※展示店舗:新宿店・豊洲店・自由が丘店・名古屋店・大阪店(2025年5月15日現在)

スタッフ 三﨑