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ロングライフデザインの「カリモク60」をベースに、現在のカリモクの持つ技術や価値観をプラスした「カリモク60+カリモク」ブランド。
このカリモク60+カリモクより、定番のKチェアをアップグレードした総革張りのKチェア「コールブラック」をご紹介します。
コールとは英語で炭(石炭)を意味し、少しスモークがかったようにも見える独特な黒の色合いから名付けられました。
一見するとお馴染みのスタンダードブラックのようにも見えますが、並べてみるとその違いは一目瞭然です。
微妙な色の違いはもちろんですが、コールブラックは素材の滑らかな質感が視覚からも感じ取れます。
一般的に家具用として多く流通している革は、表面の傷を削り、模造の型をプレスして顔料で着色するなどの加工がされます。
その分、表情は整い美しく見えますが、加工を重ねることで表面の質感は薄れ、革の特徴や味わいが感じられ難くなります。
コールブラックは本来革が持つ魅力を感じてもらうため、素材を最大限に活かし、自然な表情をありのままに表現したナチュラルな仕上げをしています。
そのためナチュラルマークと呼ばれる皮革にもともと存在する傷やシワ、色むらなど、天然の証が個性として現れます。
革表面はキメが細やかで非常に滑らかな触り心地をしており、肌に馴染むしっとりとした質感で、使うほどに革の表情に変化が出て、ヴィンテージな雰囲気に仕上がっていく過程を楽しめます。
アームにはヴィンテージチーク色を施したオーク材が採用されています。
オーク材は縦に流れる直線と虎斑(とらふ)と呼ばれる虎の毛のように見えるたくましい模様が印象的な木材です。
そこにヴィンテージチーク色を重ねることでオークの力強い木目がより一層際立ちます。
コールブラックとの相性も抜群で、美しく存在感のあるアームが、重厚で風格のあるKチェアへと変貌させます。
また、Kチェアコールブラックの魅力はこれだけではありません。
革製品には必須とされるオイル添加などの定期的なメンテナンスが不要となります。
コールブラックは染料とワックスを重ねたあと、毛穴を塞がず風合いを損なわない程度に薄くクリア塗装を施しているので、革の質感はそのままに、移染や汚れが染み込むことを防ぎます。
そのため汚れが拭き取りやすく、日常のお手入れは乾拭きや水拭きと簡単でメンテナンス性も兼ね備えた優れものです。
日々の暮らしの中で生まれる味わい。
人とともに時間を重ねることで変化していく特別なKチェア。
時が醸し出す使い込んだ価値を是非このコールブラックで体感してください。
■Kチェア コールブラック 1シーター/2シーター ※展示店舗限定モデル
展示店舗:新宿店・豊洲店・名古屋店・大阪店・西宮店(2023年4月28日現在)