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カリモク60自由が丘店では、8月1日(金)~9月16日(火)まで「倉敷帆布の鞄 船の帆から生まれた130年つづくものづくり」を開催します。
岡山県倉敷市児島で1888年に創業した倉敷帆布株式会社。
倉敷帆布生地を用いた鞄・雑貨・インテリアの企画、製造、卸売、小売を行っています。
本企画展では、伝統と革新により130年以上受け継がれてきた高度な技術や、長く愛用できる鞄の魅力についてご紹介します。
帆布の歴史は古く、古代エジプトにおいて船の「帆」として使われるようになったところまで遡ります。
日本では江戸時代末期に伝わったところから帆布づくりの歴史が始まります。
備前地方などで盛んだった帆木綿を、船頭であった工楽松右衛門が速い船づくりのための良い帆の発明に没頭し、綿帆布へと発展。
それは江戸と大阪の航路をさらに発展させる発明品となりました。
1888年より綿花の栽培が盛んだった岡山県倉敷市・児島で生まれた倉敷帆布。
現在でも国内の約7割の帆布生産量を誇り、130年以上受け継がれてきたその高度な糸撚り技術が特徴です。
綿100%の原糸数本を撚り合わせることで、しなやかさと強さを併せ持つ糸が生まれます。
その糸を職人の経験と感覚を頼りに、現在では希少なシャトル織機によって織り上げることで、セルヴィッジと呼ばれる美しく整った両端を持つ一級帆布へと生まれ変わります。
職人が一つ一つこだわって作り上げた倉敷帆布の鞄たち。
使い込むほどに味わいと愛着が増す倉敷帆布の鞄を、ぜひお手に取ってお試しください。
皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
自由が丘店 店長 久原