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倉敷帆布は、1888年に綿花の栽培が盛んな岡山県倉敷市児島に創業し、現在でも国内の約7割の帆布生産量を誇ります。
130年以上の長い年月で受け継がれてきた高度な技術で糸を撚り、現在では希少なシャトル織機を使用しながら職人の経験や感覚を頼りに織り上げ、セルヴィッジと呼ばれる美しい両端を持つ一級帆布が生まれます。
より厳格な旧JIS規格を基に生産を続け、丈夫でへたりにくく、使い込むことによって味が出る、といった経年変化を楽しみながら長く愛用できる商品を生み出しています。
今回は、自由が丘店で開催中の企画展「倉敷帆布の鞄 船の帆から生まれた130年つづくものづくり」のなかから、倉敷帆布の中でも人気な「JOBU」シリーズの商品をご紹介します。
ファスナートート
はじめにご紹介するのは「ファスナートート」。
開口部にファスナーがついており、中のマチを上部に引き出せば容量が増えるため、出先で買ったものが増えた時でもすっぽりと収まります。
また、ファスナーをあえて開けたままにしてマチを内側に入れればオープンタイプのトートバックとしても使用できるので、用途に合わせて2つのスタイルでお楽しみいただけます。
内側にはポケットが3つ付いており、そのうちの1つはチャック付きですので、鍵やワイヤレスイヤホンなど安心して小物を仕舞っておけますね。
使い勝手の良いこちらの商品は紅花、芥子、藍の3色でご用意していますので、ぜひ自分に合った色を見つけてみてください。
テサゲ
次にご紹介するのは「テサゲ」です。
この鞄の特徴は丈夫かつ軽量という点。
大容量なのにMサイズでも450gとかなりの軽量で、女性の方でも使いやすいのは嬉しいポイントです。
持ち手の部分は本体の底から伸びており、荷物をたくさん入れても型崩れがしにくい構造になっています。
ボディの縁にはセルビッチと呼ばれる生地の耳部分がそのまま使われていてシンプルな鞄にちょっとしたアクセントを加えており、シンプルながら遊び心のあるデザインが素敵です。こちらは藍と灰白の2色のカラーで販売しています。
巾着バッグ
最後にご紹介するのは「巾着バッグ」
大容量で2Lのペットボトルが収まるくらいのサイズ感で、着替えやペットボトル、冷感グッズなどたっぷり入れて持ち歩くことができ、普段使いはもちろんのこと、夏場に多くなるレジャーイベントでも活躍しそうです。
コロンとした可愛らしいシルエットですが、間口の紐の締め方によってカジュアルな印象にもなりますので男性の方もおすすめ。
底板も付いているのでより型崩れがしにくい構造となっています。
JOBUシリーズの特徴は4号、11号の2種類の異なる厚みの生地を使用しているということ。
持ち手部分は柔らかめの11号の生地を使用して握ったときに手になじみやすくなっていたり、底の部分はより強度を高くするため4号の厚めの生地を2重にしたりなど、とことん使い手に寄り添って作られています。
また、JOBUシリーズは帆布では珍しい「先染め」という糸を先に染色して織る技法を採用しており、色移りがしにくく、水分を含んだ状態で織られているため後から染めた生地よりもポコポコとした凹凸感が楽しめます。
生地の厚みによって凹凸感の感触が変化しますので、肌触りの違いも楽しみながら試してみてください。
次回は別の商品をピックアップしてご紹介しますのでお楽しみに。
ぜひ実際にお手に取ってお試しください。
皆様のご来店を心よりお待ちしております。
■倉敷帆布
「JOBU」シリーズ
素材:綿帆布(4号、11号)
・ファスナートート
カラー:紅花、芥子、藍
サイズ:約 縦/最長51 最短38×横/上部55 下部39×マチ16(cm)
持ち手長さ:約57(cm)
重量:約830g
内ポケット×大1(ファスナー付き)、小2
価格:25,300円(税込)
ミニサイズ:約 縦/最長41.5 最短31.5×横/上部46 下部33×マチ13(cm)
持ち手長さ:約51.5(cm)
重量:約630g
内ポケット×大1(ファスナー付き)、小2
価格:22,000円(税込)
・テサゲ
カラー:灰白、藍
Sサイズ:約 縦21×横/上部31 下部21×マチ10(cm)
持ち手長さ:約40(cm)
重量:約250g
内ポケット×2
価格:7,920円(税込)
Mサイズ:約 縦30×横/上部42 下部28×マチ14(cm)
持ち手長さ:約50(cm)
重量:約450g
内ポケット×2
価格:12,100円(税込)
・巾着バックL
カラー:灰白、墨紺
サイズ:約 縦44.5×横39×マチ11(cm)
ショルダー長さ:最長 約107(cm)※長さ調節可能
重量:約500g
内ポケット×1、外ポケット×1 底板あり
価格:22,000円(税込)
なくなり次第終了の商品もございますのでご了承ください。
自由が丘店スタッフ 安澤